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<<怜也Side>>
｢ここは?｣
目を覚ますとそこは何も無い真っ白な空間だった
左右を見回しても誰もおらず上を見てもどこまでも白い
そんな現実離れした不思議な空間で一人立っていた
｢やぁ目が覚めたかい?｣
上を向いているといきなり声をかけられた
慌てて正面に向き直ると先程は誰もいなかった場所に
俺がいた
なんだ夢か
｢いやいや夢じゃないよ!｣
…今俺口に出したか?
｢口には出してないね、心を読んだんだし｣
何言ってんだコイツ…………見た目は俺だけども
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