130人が本棚に入れています
本棚に追加
「来世でまた会おう。その時....僕はまた君に恋をする」
あれから約150年の月日が流れ、世界はガラリと姿を変えた。
そして私もまた、新しい道を歩んでいた。
ー月夜学園ー
「沙羅、私帰るね」
髪の長いポニーテールの美少女は、クールな表情で言った。
「なんで?!」
「なんでって、こんな学校で真面目に生活してるの、沙羅だけだよ」
こんな学校.....私と幼馴染みの沙羅が通っている月夜学園は、昔から有名な荒れ果てたヤンキーだらけの不良高校。
私はその学園の3年の桜木柚月。
「そんなに勉強したかったら、違う学校に行けばよかったのに」
「なんでそんなこと言うの!私が柚月から離れると思ってるの!?」
そういえば、昔から私の後ろを追いかけてきてたね.....。
最初のコメントを投稿しよう!