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何でだよ…
青年は一人佇んでいた、炎で燃え上がる自分の家を見て
「何でだー!」
家を出たのが三十分前、料理をしていたのだが材料が足りないため買い出しに出掛けていた、フライパンに火を点けたまま
「俺の家が…」
青年は消化活動が行われている自分の家を見つめ地面に崩れ落ちた
「明日からまた家を探さないと…」
切り替えの良さ、彼の良いところはそれかもしれない、燃え上がる家を背に逃げるように去っていった
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