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「その家は曰く付きでね、まあ俺だって最初は信じてなかったさ、だけどこの家を買った人たちは3日以内に必ず死んでるんだ…だから誰も買わないようにあえてこの金額に設定してるんだよ」
「要するにこの金額は本物なんだな?…確か…ここ…あった、はい、100円」
青年は私物で一杯のポケットから100円を取り出した
「…話を聴いていたかい?」
「聴いてましたよ、だが買う」
幽霊?呪い?そんなの知ったことか!100円の家を見す見す逃す俺ではない!
「君が死んだら俺が殺したみたいで気分悪いじゃないか」
俺が死ぬ前提で話すの止めません?あり得ないから
「大丈夫ですよ、なら一週間後またここに来ますよ。安否確認みたいな感じで」
「絶対生きてよ?」
どれだけ心配されるんだ
「大丈夫ですから」
その後、契約書にサインして鍵をもらった、契約書に遺言書についてやたら詳しく説明してたのを見たときは悲しくなったよ
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