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18:13
私は小原さんの様子を見てみた。
小原さんは、まだ目覚めてない……が……穏やかな顔色をしてたので安心した……
ヤブ蚊は小原さんの周囲にはいないみたい……私はヤブ蚊を引きつけることに成功したようだ。
ヤブ蚊がいるのは、私の周囲だけ……おかげで、私は肩やら胸やら痒くて、必死に掻きまくることに……
ふと、私は違和感を感じて私の脚の方を見た。
私は衝撃を受けた。
私の脚が血だらけになっている……私には何が起こったのかサッパリ解らなかった。
私の下半身に何かが起きていた。
私は慌ててジーンズのミニを脱ぎ捨てると…
私の股間から足首に向けてパンストが血に染まっていた…
今までヤブ蚊にばかり気を取られて感じなかったが、微かに変な感触が私の股間にあった。
私は恐る恐る血染めのパンストを下にずらしていった。
パンストを下ろすにつれボトボト赤い血が滴り落ちた……
おぞましく私のショーツから血が噴き出ていて、太ももを伝って、ドクドクと流れ落ちていた……
私は戦慄におののき背筋が凍った……
何かが…
私の…
ショーツの中に…
いる…?
痛みとか全然ないのに、こんなに大量に出血するなんて…
これは生理なんかじゃない!?
私は眩暈がした…
混乱していた私だが……私は血が噴き出てるショーツの下の部分をまさぐった。
なんだか、薄地のショーツの中にヌメヌメした感触のする膨らみがある。
フニャフニャした柔らかな膨らみだったが、触っているうちに、急激に堅くなっていくのがショーツ越しに感じる…
何なの此は…?
私は意を決してショーツを一気に脱ぎ捨てた……
そして私は異変の正体を確認して愕然となった。
それは黒色で、長さが10㎝ぐらいの円筒状で頭の部分が括れた形状の棒のような物体で……私の陰毛を避けるようにして下腹部から局部へと縦にへばりついていたのだ。
私の血は股間の周辺にできた無数の傷口からドクドクと溢れ出ている。
私は言いようのない恐ろしさに身震いしながら、私の股間に吸着した物体を払い除けようとした。
だが、簡単に外れない……しっかり私の股間に張り付いている……
私は棒状の頭の部分を摘んで無理やり剥がした。
「あっつ…‥ゥ‥…」
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