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疑問に思いライターの火を近付けてみたが、どういう変化が顔にあるのか……よく、解らない。 いつのまにか……可愛らしい童顔だった彼女は、美しい大人の女性の顔立ちになっていた。 それに小原さんが目覚めてる様子もない……さっき感じた小原さんの声は、何だったんだろう…… 私は小原さんが目を覚ますかも……と……軽く頬を叩いてみた。 反応がないので……私は彼女のカラダを揺らしてみようと思った。 ライターを左手で翳してたので右手を伸ばして小原さんの左肩を掴んだ……その瞬間! 「あっ……なに?……」 私は困惑した。 小原さんをヤブ蚊から守るため、小原さんの体温の低下を防ぐために……小原さんのカラダを被っていた青色のカッターシャツとピンクのジャケットが……両方とも……真っ赤に変色している。 シャツもジャケットも丸々赤く染まっている。 これは 血 だ……血で染まっている。 私の股間からは、未だに血が凝固せず多量の血が流れ出ている…… でも、いくらなんでも私の股から出血したものが彼女の上半身に被せたカッターシャツに付着するわけがない。 私は恐怖を感じながらも……意を決して、小原さんの首から下を覆っている赤いカッターシャツとジャケットを、ゆっくり取り除いた。 私は目を疑った。 小原さんの首から下にかけて殆ど全身が真っ黒な泥に覆われて汚れていた。 彼女の顔だけが美しいままだった。 私は手で小原さんの黒く汚れた乳房を撫でてみた。 ぬめぬめしてデコボコした触感で、触れた私の手の平は鮮血で赤く染まった。 小原さんの美しく白い肌を覆ってる黒く汚らしいものは泥なんかじゃない……まるでカサブタのように肌にへばりついてる。 認めたくなかった、泥であって欲しかった。 小原さんの腰やお尻、太腿を……私は手で触ってみた……その総てから血が噴き出していた。 私は左手に持ってるライターの炎を小原さんの乳房を炙るような感じで近づけてみた。 すると炎のあたった膨らんだ瘡蓋が無数の蠢く紐状になり、ぼたぼたと地面に落ちていった。 それらは地面に落ちると伸縮を繰り返す あたかも 男根のような形状をしていた。 なおも、その気色悪い男根どもに火を近づけると……あたりに血を撒き散らしながら……のたうち回り小さく縮んでいった。image=440433062.jpg
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