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私の精神的ストレスの重圧は小原さんの体重が軽くなるにつれ……さらに大きくなっていく。
私は私の快楽のために小原さんの柔肌に平気で爪をたて、傷つけ、揉み扱いた。
小原さんは声なんか全然出せないほどに衰弱しているのに……
私が小原さんのお尻に爪を立てて弄んだとき……彼女の綺麗なお尻が血塗れになってた……小原さんは痛くて、辛かったはずなのに……私は小原さんが痛がって私の背中の上で乳房を震わせてたのが気持ち良くて、気持ち良くてたまらなかった。
……最低だ……私はヒルに劣る人間だ。
吸血ヒルは生きるために動物の血を吸うが、唾液で麻痺させて痛みを感じさせないのだから……
快楽のためにワザと小原さんに痛みを感じさせて小原さんがもがくのを楽しんでいた私は……いったい、なんなのだろう……
… … … … … …
やっと林道に出られた……
かなり冷たい風が吹きすさんでいる。
全裸で、この風はキツい……
リュックや衣類の置いてある場所を見つけて……背負っていた小原さんを、ゆっくり下ろし地面に寝かせた。
ライターの炎で小原さんを照らしてみたが、全身に喰らいついたヒルは、何層にも重なってて小原さんの血を吸う順番を待っているようだ。
私はヒルに憤りを感じ……小原さんの肉体に喰らいついているヒルを全部引っ剥がしたかった。
だが……できない……ヒルを無理矢理に剥がしたりすると、傷口が大きくなって出血が酷くなる。
私は私のリュックの中から煙草をとりだした。
煙草を1本、口にくわえライターで火を点した……それから火の点いた煙草で……小原さんの血を吸っている棒状のヒルを炙ってみた。
炙ったヒルはもんどり打って……血を吐きながら地面に落ちる……
それでも紐状になって、伸縮しながら逃げようとするので……
手頃な石を見つけて……手負いのヒルを、石でゴリゴリとすり潰した。
同じ作業を10分ほど繰り返してみたのだが……
幾重にも重なって小原さんに集っているヒルの量が異常に多すぎて……200匹ぐらいすり潰したけど……全体から観ると微々たるもので……まったく効果がないも同然だった。
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