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凄まじい痛みが私を襲った。
ヒルが剥がれた皮膚からは大量の血が溢れ出る。
痛みを堪えつつ無理矢理に剥がしまくる。
5分ほどで総て剥がし終わった。
あまりの痛さに涙が零れ落ち……大量の夥しい血が股間と腿から凄まじい勢いで飛翔した。
私の足元の窪みは血の海と化した……
私は私の血が、性器や内股から噴き出てるのを観て、小原さんのヒルを無理に剥がしたりしたら危険すぎると思った。
こんなに出血したら、その時点で小原さんはショック死だ。
剥がした大量のヒルの群れは、私の新鮮な血の海の中で踊っている…そして伸縮を繰り返し、紐のようになって泳ぎながら血を啜っていた。
暫くするとパンパンに体を膨らませ勃起していた。
私は石で片っ端から隆起した男根を叩き潰した。
砕け破れた男根はもがきながら……周囲に私の血を撒き散らしながら縮んでいく。
私はヒルを観ながら、ふと思った。
ヒルは目先にある新鮮な血に反応して、それを啜るのに夢中だ。
ヒルは血を吸う蚊と同じで二酸化炭素のみに反応するだけかと思ってたけど……目の前に新鮮な血があれば、それを優先するのか……
それなら小原さんに吸着してる蛭を私のカラダに移動させることが可能だ。
私はリュックの中に入れておいた缶切りを思い出した。
森村さんが小原さんのフレアスカートを切り裂いた缶切りだ。
私は早速、リュックから缶切りを取り出した……
そして缶に切り込みを入れる錆び付いた刃先の部分をまず左腕に突き刺し押し付けながら引っ張り……切り傷を作った。
同様にして痛みに耐えながら…右腕や脇腹を傷付けた後、乳房とお腹、肩に幾筋も念入りに傷をつけたが……血が滲む程度だったので物足りない。
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