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100ccの配達用オートバイに揺られること約二十分。 辿りついたのは、渋谷区代官山の一等地に腰を据える寂れた雑居ビルだった。 「……ここ?」 「ええ」 心配そうに尋ねる山吾に、赤猫はヘルメットを外しながら得意げに答え、彼をバイクから降りるよう促す。 想像していたのと違う。などと山吾は若干がっかりしつつ、先にビルの階段へ消えてゆく赤猫を追いかけた。
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