ぷろろーぐ

2/4
前へ
/63ページ
次へ
「ぅえぉぉえ!」 爽やかな朝の陽射しの中、俺は全身汗まみれになり、便器の中に胃液やらをダイブさせた。 どうも。主人公です。名前はまだ無い。とか言ってみようか。 俺の生活を書いた物らしいけど、正直つまらないだろう。 魔法が存在するこの世界で、俺しか使えない魔法が有る訳では無いし、体術がズバ抜けて良い訳では無い。 魔法が使えない落ちこぼれが何かしらのキッカケがあり、最強になって行く訳でも無い。 でも、俺は落ちこぼれ。 だって、魔法が一つしか使えないから。 まあ、だから今も使える魔法を、もっと強力にしようと頑張ってたんだが。
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加