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「ぅえぉぉえ!」
爽やかな朝の陽射しの中、俺は全身汗まみれになり、便器の中に胃液やらをダイブさせた。
どうも。主人公です。名前はまだ無い。とか言ってみようか。
俺の生活を書いた物らしいけど、正直つまらないだろう。
魔法が存在するこの世界で、俺しか使えない魔法が有る訳では無いし、体術がズバ抜けて良い訳では無い。
魔法が使えない落ちこぼれが何かしらのキッカケがあり、最強になって行く訳でも無い。
でも、俺は落ちこぼれ。
だって、魔法が一つしか使えないから。
まあ、だから今も使える魔法を、もっと強力にしようと頑張ってたんだが。
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