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「ははっ…フォローもなにもないね」
そう爽やかに笑いながら言う和智さん
「だって~、イインチョーさんのことよく知らないし~。庇う義理もないでしょ~?」
「そうだね、というか、雅人くん 庇う義理もない とかいう言葉つかうんだね」
和智さんは笑いながらそう言った
「なにそれ~、俺のことバカにしてるの~?」
俺は眉間にシワを寄せながら言う
和智さんはそんな俺を見ながらにっこりと笑う
「………それって肯定の意味~?やっぱりバカにしてるでしょ~」
俺の言葉に和智さんは笑顔のまま俺の頭の上に手を置いてきた
「…意味わかんないんだけど~」
俺はさらに眉間にシワを寄せて言う
「僕はバカになんかしてないよ、雅人くん。口尖らせちゃって可愛いね、キスしちゃいたい」
和智さんはそう言いながら抱きしめてきた
「ちょっ…、なに言ってるの~?というか離してよ~」
この変態紳士様はここが学園外だと分かってるのだろうか
普通堂々と抱きつけないよね、てか、さわりたいけど外だから我慢 の後の部屋でのイチャラブの方が俺的には萌えるし…じゃなくて…現実逃避が止まらない~ とりあえず周りの一般人様じろじろ見ないでいただきたい
「照れちゃって可愛いなぁ」
い、いやいやいやいや、照れてないし純粋に離れたいだけだから!
か、勘違いしないでよね!←もうワケわかんない
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