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学校の授業は全然集中できなかった。
夢で一緒に居た人は誰だろう。
周りに倒れていた人は誰だろう。知らない人だったわけではないがわからない。
そんなことを考えて授業に集中することができるわけない。
「お~い!優陽~」
帰り道に名前を呼ばれ振り返るとそこには晴香が居た。
「どうしたの優陽?考え事してるの?」
晴香は感がすごくいい。
どんなことがあっても話さなくてもわかることが多々ある。
晴香と一緒に帰り横断歩道を渡っていると一台のトラックが止まることなく直進している。
晴香はすぐに気づいたが優陽が気づいていない。
「優陽!危ない!」
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