13人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
ピピピピピ!
ピピピピピ!
「うーん…うるさい…またあの夢…3日連続なんだけど…」
そして目覚まし時計を止めて
しぶしぶベッドから出る。
「私…あんなことした記憶ないな…っていうか小さい頃の記憶ほとんどないし…ってやば!遅刻遅刻」
私一城百合は普通の高校生
ちょっと前の夏に彼氏ができたけど
ドラマみたいに彼氏が迎えに来てくれた事はない。
「急がなきゃ…!行ってきます!」
学校が近いからバスなんて使えない
だけど自転車には乗れないからチャリ通もできない。
あーもぅ…っ!走ると息が…
そんな横を黒のベ*ツ
あれは…お坊っちゃま彼氏くんの送迎車
彼女を乗せるくらいの気を使いなさいよね…まったく。
最初のコメントを投稿しよう!