第3話

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「う~ん…」 「どうする?優凪?」 指輪が決まったのに何を悩んでいるかって? 「やっぱり名前かなぁ…」 「じゃあ、そうしよう。」 「あっ、ちょっとまって…」 「……」 そう、指輪の裏に刻印する文字。 日付とイニシャルにするか、お互いの名前を入れるか…文字数に限りがあるから両方は選べない。 「やっぱり…それぞれYtoJとJtoYにして、日付を入れた方がいいかも…」 「じゃあそうしよう。」 「あっ、でも…」 「フッ、決まるまで待つから優凪が納得いくまでゆっくり考えていいよ。」 …仁さんは文字にはこだわりないみたいです。 end
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