8338人が本棚に入れています
本棚に追加
レストランは最上階。
二人を連れてレストランに入ると、ひとつの個室の前まで案内された。
「失礼致します。」
引き戸を開けて両親と共に中に入った。
「しゃ…しゃ、社長!」
挨拶を交わすのかと思えば、入るなりお父さんの叫び声…
「…?」
「えっ、まさか仁くんは社長のご子息ですか…?」
お父さんは仁さんに目を向けて、呟くように言った。
「ああ、まさか優凪ちゃんが君の娘さんだったとはね、こりゃ驚いた。」
えっ?どういうこと?
最初のコメントを投稿しよう!