第6話

3/12

8338人が本棚に入れています
本棚に追加
/99ページ
―ピンポーン またしても予定のない来客… 「…ん、なんだ?朝っぱらから…」 「…誰かな?」 今はまだ朝の九時。 起きてはいたが、休みとあって、二人ともまだ布団の中でまどろんでいたのだ… 「俺が出るよ。」 仁さんが着ていたパジャマを脱いで、さっとシャツを羽織り玄関に向かった。 「なっ、…えっ?……さん?」 途切れ途切れに聞こえる、仁さんの驚いているような声… 「ん?誰だったんだろう?」 疑問に思いながらも、パジャマのままでは出ていけないので着替えをすすめた。
/99ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8338人が本棚に入れています
本棚に追加