8338人が本棚に入れています
本棚に追加
/99ページ
―ピンポーン
またしても予定のない来客…
「…ん、なんだ?朝っぱらから…」
「…誰かな?」
今はまだ朝の九時。
起きてはいたが、休みとあって、二人ともまだ布団の中でまどろんでいたのだ…
「俺が出るよ。」
仁さんが着ていたパジャマを脱いで、さっとシャツを羽織り玄関に向かった。
「なっ、…えっ?……さん?」
途切れ途切れに聞こえる、仁さんの驚いているような声…
「ん?誰だったんだろう?」
疑問に思いながらも、パジャマのままでは出ていけないので着替えをすすめた。
最初のコメントを投稿しよう!