第7話

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「すっ、すごい!」 メイン通りを通って、タクシーでホテルを目指しているのだけど… どこみてもアミューズメントパークの中にいるようで、終始興奮気味の私の横で、優しく微笑みながらガイド役をしてくれている仁さん。 優しい笑顔にドキッとしてしまう。 ラスベガスに負けない眩しさだな…なんて、バカなことを思ったのは、仁さんには内緒。 仁さんは何度か来ているみたいだけど、私が初めてなので今回は王道のツアーなんかも予約してくれている。 英語が出来ない私だけど、仁さんが堪能だから安心していられた。  子供みたいではずかしいと思いながらも、ウキウキが止まらなくて、ついついはしゃいでしまうのだった。
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