第7話

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ホテルに着いて、またも興奮気味の優凪をロビーのソファーに座らせ、俺はチェックインの手続きをしにフロントに向かった。 このホテルは全室スイート仕様。 本格的なスイートルームとは違うが雰囲気は味わえる。 部屋に入った時の優凪の顔を想像しながら、カードキーを受け取って優凪に目を向けた。 …ハッ?! 優凪は隣に座る男と親しげに話をしている… 誰だ?…日本人か? スラッとしたスタイルの、それなりに整った顔のアジア人… 笑顔が爽やかだ… 俺はしばらく立ち尽くした後、優凪の元に急いだ。
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