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なんやかんやで検査が終わり、診察室に戻ってきました。
僕は相変わらず腰が痛いので、立ったままですが、○○先生が画像を見ながら、こう言われました。
○○先生「今回改めてMRIを撮りましたが、前に撮って頂いた画像とあまり変わりません。
腰の下の方にやっぱり怪しい影が写っています。
他の先生方とも話しをしましたがこれは脊髄に腫瘍のようなものが出来ているのではないかというのが私達の見識です。」
それからの話しを簡略化すると、腫瘍が骨と神経を圧迫しているため、腰に強い痛みがあるのではないかということと、手術が必要になるが、手術をするには大きなリスクを伴う可能性があるということでした。
そのリスクとは、最悪の場合、手術後に足が動かなくなるなどの障害が残ったり、自分で排尿などのコントロールが出来なくなることなどでした。
また、○○先生は
○○先生「最初に水無月さんが診察室に入ってこられて、私はイスに座ったり辛かったら横になっても大丈夫ですよと言いましたが、それよりも立っている方が楽と水無月さんは言われましたよね?
それだけで、いまどれだけ辛い思いをしているか分かりました。
普通は立って診察を受ける人なんていません。問診や、診察をしても緊急性が高いと判断します。」
と言われました。
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