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ふと気がつくと、光が見えてきたんです。
何の光かと思って、まだ重たい瞼をゆっくり開けてみると、部屋の中でした。
ここはどこだろうと思ったんですが、近くで何か話し声が聴こえてきたので横を見てみると、そこには父と母と兄がいました。
僕は酸素マスクを付けていて、さらに麻酔の影響か声を出すことが出来ませんでした。
しかし、近くにいた兄が僕が意識を取り戻したことに気が付いて、
兄「二人共、水無月が気が付いたっぽいよ!」
母「水無月、気が付いたの!?
よかった~!」
父「気が付いたか。
とりあえず、これで安心した。」
後で僕が気が付いた時の話しを聞くと、それぞれこんなことを言っていたそうです。
僕はというと、気が付いたものの頭が真っ白で、その時の会話とかは今でも若干記憶が曖昧です
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