3228人が本棚に入れています
本棚に追加
そのうち、今度は父が仕事より帰ってきました。
父「今日は確か病院に行ってきたんだよな?
どうだった結果は?」
と聞いてきました。
先ほどの兄と同じように、手術が必要なことと、それに伴うリスクについて説明をしました。
一通り話し終えてから、父がこう言ったんです。
父「そうか…。
まぁ見つかったもんは仕方ない。
こんなんじゃこれからしばらく仕事も休まなきゃならないな。」
と言いました。
兄といい、父といい、重い話しなのに受け入れるのが凄く早いな~と思わず苦笑いしました。
後に、あの時事実を受け入れるの早かったねと2人に話してみたところ、どちらも
兄・父「だって病気になっちゃったもんは仕方ないじゃん。
確かに重い病気だしお前が悲観するのは分かるけど、お前だけじゃなくて俺達まで悲観したら何にもならないだろ。
1番辛いのはお前なんだから。」
所々でちょっと違う部分はありますが、2人は似たようなことを言いました。
さすが親子だなって思う一方で僕を気遣かってくれていたのがわかって、ありがたく感じました。
最初のコメントを投稿しよう!