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昔、友達があんまりできなくて、一人でいることが多かった時に見つけた場所。
一夜『変わらないなここは…』
思いにふける一夜の後ろから何かの気配があった。
一夜『!……』
気配に気づき、振り向いたが誰もいなかった。
一夜『おかしいな……確かに誰かいたような…』
と視線を戻した時…
一夜『うわぁ!!』
驚いて腰が抜けた一夜。
一夜『な…なな、な…んで』
驚くなって言うのが無理な話だ、誰だよこいつ。
そこには、後ろに束ねたポニーテールが特徴的な一人の少女が立っていた。
???『驚かせてすみません』
そう言って、腰を抜かした一夜に手を差しのべる。
一夜『あ…あんた、一体何もんだよ!』
少女の手を掴み、起き上がりながら言う。
???『私は…、私の名前は、シェリーです…シェリー・ディレ』
シェリーと名乗る少女はよく見ると変わった格好をしていた。
鎧なのか?なんかゲームにでも出てきそうな格好だ。
一夜『ちなみに、どちら様で…格好もなんだか変だし』
シェリー『この姿については、まだご説明できません…今回は貴方にお願いがあってまいりました』
一夜『お願い…?』
一夜はまだ、この状況を理解できていないまま話を続けた。
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