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少女、彩華は少し驚きながらも、"自分を知っていてもおかしくは無いか"と思い、頷いた。
「僕、すっごく尊敬してます!彩華さんカッコイイですよね!その重そうなハンマーで、何人もの人間を倒してきたって……ああ、僕も強くなりたい…」
富岡は、幸せそうに顔を綻ばせている。
そんな彼に少しひきぎみの彩華は、さらに集まる注目に気付き、恥ずかしくなった。
「そうだ!僕を弟子にしてください!」
***
「ねえ、弟子ができたって本当?」
彩華のクラスメートが楽しそうな顔で、机に突っ伏していた彩華に訊ねてきた。
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