彼女を殺しに。

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俺はとある病院の一室へと舞い降りた。 薄暗いその部屋には一人の女性が眠っている。 これから自分の身に起こることなど知らずに…。 そっと女性の側へとより、首筋に手を当てた。 「だぁれ?」 寝ていると思っていた女性が言葉を発する。 俺は反射で手を引っ込め、物陰へと隠れた。 「あなたは……誰ですか?」
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