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忍者、学校へ参る!
翌日、僕と禮夜は学校に向かって登校中。途中で会った友達に、禮夜は『いとこ』だと説明。
まぁ、ここまで…登校までが大変だったんですよ。
「葵、この衣装はどう着るんだ。前がくっついてるぞ」
「ボタン外すんだよボ・タ・ン!!どうして前後逆に着るんだよ!!」
禮夜はボタンを知らない訳で、着かたも知らない訳で。
いざ着れたと思ったら、
「……なんかさ、背中とか袖の部分がもっこりしてないかい?」
「さて何の事やら?」
「出・せ(にっこり」
ガチャガチャガチャガチャ…
禮夜が手を振ると、袖の部分から沢山の武器が雪崩れの如く落ちた。
「学校に危険物持ち込み禁止!!全部出せ!!!」
「Σばッ…もしこの前みたいな奴等に会ったらどうする気だ!これでも少なめだ!!」
ギャーギャーと朝からこんな感じ。朝御飯も食べれ無かったよ…。
結局、隠し持ってた武器の5分の1を持つ事を許した。半分以下なのに多いんだよね…鞄の中にも入ってるし。
「じゃあ僕は教室に行ってるから、此所で待ってなよ?」
「わかった」
僕は禮夜を置いてクラスに戻った。
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