第二章

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すると、後ろに座っていたのは蓮だった。 「あ、」 と四人は揃って声をあげた。 「し、少々お待ちくださいませ~」 とリコは焦ったように言って愛莉の注文を訊いた。 「何にいたいますか~?」 「私チョコケーキで。」 「かしこまりました。ご注文を繰り返させてもらいます。」 と言って愛莉達の注文を復唱した。 マスターのところへ行き蓮のところへと行った。 「ご注文はなんですか?お客様?」 「うん。リコちゃんのおすすめなもので。」 「え、あ、はい。私のおすすめは~」 と言ってリコはメニューに顔を近づけた。すると、蓮もメニューに顔を近づけたため二人の距離が縮まったことにリコはサッと顔を離した。
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