第3章

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「ありがとう。リコちゃん。僕たちすっかり恋人同士だね!」 その言葉にリコは驚いて 「私、告白保留にしてたつもりなんだけど」 と蓮の顔を覗き込みながら小さな声で言った。 「えっ!そうなのっ?」 と驚いたように言った。 「ご、ごめんね・・」 と申し訳なさそうにリコは言って蓮を見つめた。 「あっでも、デートじゃないけど一緒に遊びに行くとかならいいよ。」 と笑い蓮の目をしっかりと見据えた。 「ほんとっ? じゃあ僕の好きなカフェでいい?」 「うん。そのほうがいいな。」 と蓮が歩き出したあとをテクテクとついっていった。 ~Cafe~ 「僕メロンソーダで。」 「は~い、かしこまりました~。」 とその女の子の店員は笑って蓮に言った。 「私はガトーショコラで。」 とリコが言うと 「えーあ、はい。」 と冷たく店員は言って蓮の顔を見ながら微笑みながら行った。
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