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「ありがとう。リコちゃん。僕たちすっかり恋人同士だね!」
その言葉にリコは驚いて
「私、告白保留にしてたつもりなんだけど」
と蓮の顔を覗き込みながら小さな声で言った。
「えっ!そうなのっ?」
と驚いたように言った。
「ご、ごめんね・・」
と申し訳なさそうにリコは言って蓮を見つめた。
「あっでも、デートじゃないけど一緒に遊びに行くとかならいいよ。」
と笑い蓮の目をしっかりと見据えた。
「ほんとっ? じゃあ僕の好きなカフェでいい?」
「うん。そのほうがいいな。」
と蓮が歩き出したあとをテクテクとついっていった。
~Cafe~
「僕メロンソーダで。」
「は~い、かしこまりました~。」
とその女の子の店員は笑って蓮に言った。
「私はガトーショコラで。」
とリコが言うと
「えーあ、はい。」
と冷たく店員は言って蓮の顔を見ながら微笑みながら行った。
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