愛の第四章

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リコの後ろにいるのは蓮だった。 「れ・・・蓮く~ん」 とリコは蓮だと気づくとユラユラと立って蓮に抱きついた。 「リコ、大丈夫だった?」 「うん・・・」 とリコは改めて蓮の顔を見た。 「ん?どうした?」 と蓮が訊くとリコは 「ありがとう。蓮君。」 と笑った。 「あ、うん。その・・・足擦りむいてるから保健室いこっか。」 と蓮は照れながらリコの手を取った。
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