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話しかけてくれる人が居るのは有難いことだ。話には耳を傾けるべきだと思う。
話し手がよく間違うのは、話した事を聞き手が実践しなかったら話を聞いていないと考える事だ。話は聞くが採用するかどうかは自分で決める。一部採用かも知れない。全部採用かも知れない。不採用かも知れない。それは話し手の力の及ぶ所ではない。反論などしようものなら敵意を持ったように思われたりする。こちらにはそんなつもりは更々無い。反論は理解しようという気持ちから生まれるのだから。
反論と批判は別物なので気を付けなければならない。批判は相手の欠点をつく行為だが、反論は別のやり方を提案する行為だ。批判からは何も生まれないが反論からはより良い結果が生まれる。ちなみに今の政治家は批判しかしない。だから日本の政治は低迷する。
聞き手がよく間違うのは責任の所在だ。話し手の言葉を全面的に採用して失敗した時、話し手にクレームを言う人が多い。しかし、採用したのは自分なんだ。だから責任は自分にある。成功したら情報を提供してくれた事には感謝すべきだが採用した自分の手柄でもある。話し手の言うがままに行動するのは話を聞いた事にはならない。話し手を理解し、そのスピリットを取り入れて行動するのが話を聞くという事なんだ。
他人にアドバイスをする時、他人のアドバイスを受ける時、自分の立ち位置を間違えなければどちらも自分の人生に有益な行動となるだろう。
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