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うちはまたその場にしゃがみ込んだ。
(何これ・・・? イジメ?)
痛いおでこを押さえながら思う
そして、やっと・・
「・・・あんた、そこで何してんの?」
うちの存在に気付いて貰えました。
「わ、私、今日一緒に撮影させてもらう美奈のマネージャーです。そちらのマネージャーさんに挨拶をと思いまして・・・」
痛いおでこを我慢しながら立ち上がってうちは言った
(小春!! お前は偉いぞっ)
心の中で自分を自分で誉めてやった。
「マネージャーならここには居ないけど?」
美男子さんは口を開いて言った
髪は短めで目が大きくって鼻もすらっとしていて・・・
「なぁ、聞いてんの?」
すんごく人気あるんだろうなぁ・・・
「・・・オイっ!!」
美男子さんの大声でハッとする
「あっ・・・ すいません」
取り合えず、謝って置こう
「マネージャーは今、居ないからまた出直して」
そう言って扉を閉めて楽屋に入って行こうとした時に扉からスッと顔を出した美男子さん
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