アイドルとマネージャー

6/7
前へ
/58ページ
次へ
「社長。可愛い女の子スカウトして来ました」 お兄さんが社長と言う若い二十代くらいのお姉さんに言う 「あら・・・ 本当に可愛いわねっ」 ふかふかそうな椅子に座って居て目の前に立つ美奈を見て笑顔で言う社長 「そ、そんな事・・・」 慌てて否定する美奈 (可愛いすぎやろぉー) 「早速だけど・・・ うちでアイドルする気あるのよね?」 社長さんが美奈に真剣な顔をして聞く 「は、はい!!」 美奈は社長さんに言った 「そう、解ったわ。でも・・・ 困ったわねぇ」 社長さんはニッコリ笑うと次は困った顔をする 「えっ・・・ 私・・・」 美奈は自分の事だと思って社長に言う 「あぁ、貴方の事じゃないのよ? そのね・・・ マネージャーが今、余ってないのよねぇ・・・」 美奈にそう言ってハァーとため息をつく社長 (うわぁー 大変やなぁ・・・) うちは、美奈の隣に居てやりとりを聞いていた。 「あの・・・ 小春がマネージャーしたらダメですか?」 美奈は社長さんに聞く 「・・・えっ?」 うちは、慌てて美奈を見る 「ダメではないけど・・・ 貴方はそれでいいの?」 社長さんはうちを見て言う 「えっ・・・!!」 (頭が混乱して来た・・・) 「小春!! お願い・・・ マネージャーしてくれないかなぁ?私、一人じゃ寂しいよ・・・」 目をウルウルさせながらうちを見つめる美奈 「うっ・・・ 解りました」 (くっ・・・ でも、確かに美奈を一人には出来ない) もし、芸能界に入って変な男どもが美奈に変な事をして来たら・・・ 誰が美奈を守るんだぁー!? うんうん。 やっぱりうちしか居ないなっ
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加