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場所は移動して、少し開けた所、コロッセオみたいだな。
「準備は良いか?」
ルシファーはレイピアを振りながら、いつでもといった感じで聞いてきた。
俺はソード(CCF〇Ⅶのジェ〇シスが使っていたあれね)を作りだし、
「ああ」
と自信満々に答えた。
「じゃあ、始めて!」
フウコの声で戦いは始まった。
「サンダー!」
始めはこれで!
「甘い!」
しかし、ルシファーはレイピアでサンダーを軽々と弾いた。すげぇ。
なら、
「ファイア×5!」
一気にファイアを水平に放つ、ジェ〇シスがセフィ〇スと戦った時に出した技だ。
ルシファーはそれを切り接近する。
「かかった!」
「何っ!?」
左手を閉じ、魔力を集中。弾かれたファイアはルシファーの背後から近づいてきた。
「くっ…………」
全て弾くとはいかなかったが、ルシファーには少なからず当たった。
「このまま、サンダー×4(コントロールタイプ)!」
サンダーを放ち、それを床にぶつけ、地を這わせる。
「くそっ!」
ルシファーがそれを回避する。
サンダーが俺のコントロール通りにある形を床に作った。
「悪いけど、これでっ!」
ルシファーの足元----サンダーが走った跡から光が浮き上がる。
「これは-----魔法陣!?」
「天を焦がす雷鳴よ、彼の者に裁きを----」
「おい待て、その技は----」
アポカ〇プスを俺オリジナルにしたやつだ、食らえ!!
「ジャッジメント!」
魔法陣の光が一層強くなり、ルシファーの頭上からは雷の雨が降る。
「そこまで!玲、やり過ぎ!」
フウコに止められて戦いが終わる。
いやー、やり過ぎた。
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