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歩「やっと、私たちの…。」
恵「何か言いましたか?」
歩「いいや。
それにしても…。」
パトカーのサイレンが
鳴り響いていた。
この様子じゃ
殺人とか強盗だろうな……。
能力者がやったのなら
普通の人間が関わるのは
危なすぎる。
たぶん、私たちの
組織の奴とかもあのパトカーに
乗ってるだろうな。
恵「見に行きますか?」
歩「別にいいだろう。
やる人がやってくれれば
良い話しだし。
それよりこっちの話だ。」
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