hesitation

66/70
前へ
/306ページ
次へ
コトッ 恵里菜はテーブルにココアを 静かに置いた。 歩は視線を下ろす。 歩「ありがとう」 恵里菜はそれを聞いて 微笑んだ。 歩はゆっくりと口に運ぶ。 歩「さゆみは?」 恵「寝ました。ぐっすりと…」 歩の肩がそっと落ちる。 何も聞こえない程の 静かな空間。 自然と寂しさは2人に 降りかかる。  
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加