1101人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は身支度を整えようと、ベッドから起きがった。
軽い目眩に襲われる。
ミサトと別居するようになってから、立ち眩みが多くなった。
そういえば、少し太った気がもする。
ハルナの料理は美味しいが、油物が多いのだ。
腰に手を当ててみる。
確かに腹回りが太くなってるな…
改めて実感した。
「今から行くの?」
呑気なハルナの声がした。
「あぁ。行ける、って言ったからな」
パジャマを脱ぎながら、答える。
ふとハルナの方を見た。
ハルナはベッドの上に寝転んだまま、起き上がるそぶりを見せない。
「行かないのか?」
俺はベッドに再び近付き、ハルナの身体を軽く揺すった。
最初のコメントを投稿しよう!