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「わかった、行ってくる」
玄関を出て、マンションの外へ向かう。
こんな真昼間にタクシーなんて通ってるか?
やっぱり、警察に行くには電車が手っ取り早いよな。
でも…
警察は会社のすぐ近く。
電車で行くなら、ミサトが死んだ駅で降りなければならない。
「そんなこと、俺には無理だよ」
一人、ポツリと呟く。
少しすると、マンションを出た。
昼間なのに辺りは暗い。
空を覆う分厚い雲は、太陽の光さえほとんど通さない程だ。
とりあえず小走りで大通りに向かった。
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