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ネ「じゃまっす
あっしはてっぺん狙ってるっす」
セ「ダチ見捨てるわけいかねえだろ!」ユサユサ
ネ「離れてくれ…」
セ「お前…さっきから体が動いてないぞ!
病気か!?そうなのか?」ユサユサ
ネ「やめろ」
セ「やめられるか
病気のこと隠すなんて…
ダチだろあたしたち!!」ユッサユッサ
ネ「だまれええ!はなせ!」
バ『ネズミ動きましたー
アウトですー』
セ「なんだお前動けるんじゃねえか!心配させやがっ――」
ネ「ダチなら空気読めよ!」
セ「え?」
ネ「今だるまさんころんだやってんだよ!」
セ「…」
ネ「動かねえのは当たり前だ!」
セ「当たり前田のクラッカー!なんつっ――」
ネ「急に体動かなくなるような病気だったら、とっくに入院してるわ!」
セ「…たしかに」
ネ「お前のその無駄にありあまってる正義感のほうが、はるかに病的だ!」
セ「…そうなのか、あたしは
病気だったんだな…」
ネ「…」
セ「ネズミ…あたしは重症か?」
ネ「ああ、間違いなく」
セ「あたし……死ぬのか?」
ネ「そこまでのバカとは思ってなかったよ、さよなら」
ア『なんか大変なことになってるねー』
ウ『だねー』
ゲ「キャハハハッ!」
ア『あっちも大変みたい』
ウ『だねー』
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