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「帰る」 ムカつく。 私は席をたった。 ……キスとか、私にとってはすごく大事なことで。 健太郎だからこそ、簡単にされたくなかった。 「ゆり!」 「着いてくんな、バカタレが」 本当、足が速くて良かった。 健太郎との距離は結構開いたと思う。 ただ、年齢もあって現役時代より全然体力が無くなった。 ………最悪だ。 崩れ落ちる、私達の関係が目に見えてきた。
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