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「論文っ‼そうだっ、論文だっ‼豊臣君っ‼論文を書かなくては、だが・・・。」
と、織田教授は取り乱し気味に豊臣准教授に言うと
「論文を書くのですか?織田教授がっ?採点をするの間違いでは?」
と、取り乱した織田教授をなんとか落ち着かせようと、宥めるように、ゆっくりとした口調で豊臣准教授は織田教授に話し掛けた。
「そうだな、まずは、落ち着こう。豊臣君っ、水を一杯、持って来てくれ。」
と、豊臣准教授に織田教授は頼んだ。
数分後、豊臣准教授は水の入ったコップを持って、織田教授の部屋に戻り、織田教授に水の入ったコップを渡した。
「ありがとう、豊臣君っ‼じっ、実はなっ‼」
と、織田教授は落ち着きが戻ると、立ち上がり、豊臣准教授に向かって、手招きすると、ゼミの講堂に向かって、歩き出した。
豊臣准教授は織田教授の手招きに、戸惑いながらも、足早に織田教授の後を付いて行った。
そして織田教授と豊臣准教授はゼミの教壇にある、パソコンを覗いた。
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