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「新しい適格者は眠りについたか…なるほど」
「では、あの2人に向かわせて貰いましょうか、 今宵はどうやら動きが早いと読んでますから」
何もない暗転した空間の闇の中で聞こえるのは今はたった二人の声、
形を成さない二人はまるでこれから何かをしでかすような言葉だった――、
やがて見えるのは何か液晶に移る何か、
ノイズが解かれた時に見えたのは、
部屋で寝ていた筈の文月が別の場所で眠りこけている姿だった…、
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