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「このスイッチで電源入れてー」
三成にゲームの仕方をティーチィングするよ!!リビングで二人ソファに座り、PSPを起動させる。
「っ、何故この塊の中に私が居る!!」
「ゲームだから、だね!」
うん、細かいことは俺にもわからん!!
「で、これで攻撃、これで防御!」
「・・・」
あらかたの操作を伝授する。三成、食い入る様に見てるなぁ!
「したい?」
「別にしたい訳ではない!!」
「強がんなってー!」
三成は可愛いなぁ。
家康も可愛いけど。
「ほら、したいって言わないとさせたげないよ?」
「したくなど・・・!!」
「素直になんな?」
によによしながら三成を見ると、三成は顔を赤くして困っている。したいんだ!!コイツよっぽどしたいんだ・・・!!!!
「した、い」
「えー?ごめん聞こえなかった」
「貴様!!!・・・残滅してくれる!」
「わ、ごめんっ!!冗談だってば!ほらっ」
首を絞められかけたので、慌ててPSPを渡した。・・・戦国なら死んでたな、これ。
「・・・」
「み、三成さん?」
「フン」
PSPを渡すと、少し嬉しそうな顔をする。素直な子だ。
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