二夜目

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「このスイッチで電源入れてー」 三成にゲームの仕方をティーチィングするよ!!リビングで二人ソファに座り、PSPを起動させる。 「っ、何故この塊の中に私が居る!!」 「ゲームだから、だね!」 うん、細かいことは俺にもわからん!! 「で、これで攻撃、これで防御!」 「・・・」 あらかたの操作を伝授する。三成、食い入る様に見てるなぁ! 「したい?」 「別にしたい訳ではない!!」 「強がんなってー!」 三成は可愛いなぁ。 家康も可愛いけど。 「ほら、したいって言わないとさせたげないよ?」 「したくなど・・・!!」 「素直になんな?」 によによしながら三成を見ると、三成は顔を赤くして困っている。したいんだ!!コイツよっぽどしたいんだ・・・!!!! 「した、い」 「えー?ごめん聞こえなかった」 「貴様!!!・・・残滅してくれる!」 「わ、ごめんっ!!冗談だってば!ほらっ」 首を絞められかけたので、慌ててPSPを渡した。・・・戦国なら死んでたな、これ。 「・・・」 「み、三成さん?」 「フン」 PSPを渡すと、少し嬉しそうな顔をする。素直な子だ。
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