はじまり

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「・・・ワシらは元はこの中の世界の人間・・・」 「そしてここは、遥かな未来だと・・・!!」 大方の事を説明した。二人はやっぱりショックみたいで、顔が青い。 「二人共、大丈夫・・・?」 「大丈夫な訳ないだろう!」 「ですよねぇ・・・」 俺だっていきなり異世界に飛ばされたら驚愕する、でもそこが二次元なら嬉しいかな!むしろ二次元ならいつでも歓迎なんだけど。 「大和、ワシらはどうしても元の世界に帰らねばならない」 「うん」 「しかしこの世界では、右も左もわからない」 「だろうね」 「それまで協力してはくれないだろうか」 「いいよ」 「本当か!」 安請け合いだなぁとは思うけど、困ってる人を放っておくのは褒められることじゃないしね。・・・それに、 面白そうじゃないか。 異世界の・・・この二人と一緒に暮らすだなんてさ!だってこの二人、バサラだぜ関ヶ原だぜ! 「ちょっと狭いけど布団もあるっちゃあるし・・・」 「すまないな、よろしく頼む」 「あぁ、任せて!・・・三成もよろしくな?」 「・・・」 三成は相変わらずむっつりだけど、反対しないってことは了承だよね。うん、そうなんだろう。 こうして、俺と武将様達の生活が始まったのでした。 ・
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