一夜目

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さて、着替えも終わったし。今日はもう寝かせつけるかな・・・。あ、場所どうしよう。 「しまった、布団が足りない」 お客様・・・もとい、極たまに泊まりに来る同僚用の布団一式しかない。 「そうなのか。・・・仕方ない、三成一緒に寝るか」 「な、何を言っている貴様ッ!!貴様と寝る位なら木代と寝る!」 「マジかよ三成、俺得かよ」 いや男二人で寝るのは狭いし勘弁してもらいたいけど。・・・ま、三成と家康二人で寝かせるよりはマシか。 「じゃあ三成、一緒に寝ようか?」 「・・・本気か木代」 「え?駄目?じゃあ家康と寝る?」 やっぱり、初対面の奴より家康の方がいいのかな。 「そもそもだ!貴様と家康が共に寝るという発想はないのか!!」 「その発想はなかった」 ・・・俺と家康ってむさくね?熱苦しくね?いや俺としてはどっちでも一緒だけどさ。 「じゃあ一晩を共にするか、家康・・・」 「あぁ、せっかくだし絆を紡ごうか」 「貴様ら、気色が悪いことを言うな・・・!!!」 何を想像したのか、三成に一発小突かれた。そこそこ痛くないのは、少し加減してくれたのかな? とりあえず俺の布団と同僚の布団を持ってきて、皆でリビングで寝ることにした。
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