お嬢様、仕事でございます

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  THE END お嬢様!犯罪者確定でございます! …と言いたいところだが… 俺の身体は離れた頭を求めて歩き、両手で優しく拾い上げると首にきちんと嵌めた。 「…ふう。…お嬢様…乱暴すぎますよ」 俺は何事もなかったかのように話し、一歩間違えれば犯罪者になるはずのお嬢様は、完全に俺を無視。 まあ、仕方ない。 お嬢様にとってさっきの行為はビンタと変わりないのだから。 脆い俺の身体が悪いのであって… と言うか説明が遅れましたね。 俺はこの世の人間ではないのです。 もちろん…お嬢様も。
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