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ゆず「…ねぇ、誰から?」
詩音「ん?あぁ、部活の後輩だよ。」
ゆず「……女子部員?」
詩音「いや、…まぁ女子だけど、マネージャーの子だよ。」
ゆず「…ふーん。メアド交換したんだ。」
詩音「まぁな。俺が教えた。」
ゆず「……そうなんだ。」
詩音「そうだ、飯だったな。」
俺は再びコンビニの袋に手を伸ばそうとした。
ゆず「…やっぱいい。ゆず今日は帰る。」
詩音「そうか、気をつけて帰れよ。…ていっても隣か。」
ゆずはドアを開けながら俺に向かって言った。
ゆず「お邪魔しましたぁ。そうだ!これ借りていくね☆」
ゆずは手に持った俺の雑誌を持ってニコリと微笑むと、ダッシュで階段をかけ降りて行った。
詩音「借りるって…あれサッカーの事しか載ってないんだけど……まぁ、ゆずがいいならいいか。」
俺は持っていた袋から昆布のおにぎりを取り出し、一気にかぶりついた。
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