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加奈斗「おい、聖!やったな!!」
聖也「やったって、なにがだよ。」
加奈斗「あの松浦がうちの部活でマネするんだぜ?」
聖也「…それがどうしたっていうんだ?」
加奈斗「はぁ!?お前知らねぇの!?松浦ゆずっていったら中学の時からモテモテ、ましてや高校に入学したとたんに10人から告白されて、そいつら全員を笑顔で軽くあしらった小悪魔なところもまた魅力的で、その美貌から1年だけでなく2年や3年からも絶大な人気のある……
聖也「あーもう分かったよ!要するにモテてるって事だろ。」
加奈斗「まぁ、お前に分かりやすく言うなら、石田先輩の女バージョンって事だ。もっとも、先輩は“爽やかクールなスポーツ男子”で売ってるが、ゆずちゃんは、まぁ…言うなれば“キュートな容姿、でも大人っぽい小悪魔ガール”って感じかな。」
聖也「……はぁ。お前ホント好きだよな、そういう情報。」
加奈斗「まっ、お前には縁の無い話だろうな。お前には赤坂がいるだろ?」
聖也「ちょっ、お前!あんまり大きい声出すなよ!誰かに聞かれたらどうすんだ!!」
加奈斗「わりぃわりぃ。……よしっ!練習しようぜ!!」
聖也「……はぁ。分かったよ。」
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