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聖也「……。」
麻衣「……あっ、あのね?
聖也「あいつ、お前に何の用だったんだ。」
麻衣「あぁ、それがね?さっきメアド教えてもらったの♪」
聖也「なっ!?」
麻衣はニコニコと嬉しそうに笑っていた。
麻衣「まさか先輩から渡してもらえるなんて思わなかったよ。すごい嬉しかったんだ。」
聖也「……。」
麻衣「あっ、ごめんね。部活勝手に抜けたりして。じゃあ戻ろう?」
麻衣は笑顔のまま、グラウンドへと早足で戻っていった。
聖也の方を全く見ずに。
聖也「…くそっ!!あいつ…なんなんだよ。」
聖也はそうつぶやくと、麻衣のもとへ走っていった。
END
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