第三章 京へ出発

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後に知る事となるが、後一月程で隊士募集を大々的にやる事になるそうだ それに合わせ、私と山崎は姿を消す手筈になっている 監察は存在を隠す必要があるのだという理由だ 私の場合は少し違うみたいなんですけどね… そんな話が出てから一月、文久二年になるまでは平穏な日々を過ごした 年の瀬には宴会が行われ、やいのやいのと大騒ぎ 近藤、土方、山南、沖田、原田、永倉、藤堂、斎藤は私が京へ行く事を知っているため、宴会は送別会の役割も果たしていた そして年明け… 住み慣れた我が家の様な試衛館に別れを告げ、私と山崎は京へ向かって行った
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