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そこはとても静かな場所だった。
色とりどりの花が一面に広がり、それが果てしなく続いていた。
その近くには大きな都があった。
その都にはたくさんの人が住んでいて、その真ん中には大きな城が中に浮かんでいた。
見た感じは王国だった。
似たような都は所々あったが、この都がもっとも大きかった。
都の外は一面が草原となっており、その草原の近くには蒼い川が流れていた。
そしてその川のさらに向こう側に一本の大きすぎるほど大きくしかもかなりの長寿の樹木が立っていた。
その樹木の周りでは花を目当てに蝶々が蜜を吸っていた。
とても平穏な場所だった。
そんな中に二人の子供がいた。その子供は一人は男の子で蒼い髪に幼い顔立ちをして、何事にも素直そうな子供だった。
もう一人は女の子で七色の長髪に虹色の瞳を持ち、白い肌と幼い顔立ちの可愛い幼女だった。
その二人はとても仲が良さそうで、今も楽しく追いかけっこして遊んでいた。
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