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甘い毒リンゴはお好き?
とくん・・・
と、胸に堕ちた。
彼らの声は、 間違いなく、
私の心を震わせる。
「お前は何も知らねえんだろ?俺が教えてやるよ」
意地悪な赤い瞳、炎の王子。
「悪いけどさ、欲しいと思っちゃうんだよなぁ」
さわやかな青い瞳、水の王子。
「俺を惑わすなと、あれほどいっただろう?」
冷静端着な紫の瞳、風の王子。
「ねえ、そろそろさあ、…俺でしょ?」
自信に満ち溢れた紫の瞳、氷の王子。
そして。
この魔法界の、たった一人のお姫様。
無知な私は
魔法と心と恋を知る。
*** 魅惑のvoice ***
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